どうやって介護していくか

(在宅介護をする人のために)


 どのように支えていくか、どのように寄り添っていくかは、実際にはケースバイケースです。その人によって病状は異なり、また、家族の背景も異なっています。ある場合には役立つことが、別の場合には役立たないこともあります。在宅で無理しなくても、施設を利用した方がより良い関係を保てる場合もあります。いろいろなアイデアや経験を出し合うことによって、より良い介護の方法が見つかるかも知れません。ここでは、介護という面から痴呆症を考えてみます。

  1. 介護の基本(WHOから)
    1,ぼけの状態を知る。相手を知る。
    2,できることに合わせる。できることをしてもらい、残存能力を活かす。
    3,感情に配慮する。
    4,昔の世界を受け入れる。
    5,身の安全を守る。
    6,介護者自身を介護する。
    7,社会資源を利用する。
  2. 家族みんなで、できることをしていく。
    完全に1人で支えていくことは無理です。
  3. 財産管理も重要になる。成年後見制度。


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